●ガレージエウル サービス工場!!直撃!!取材!! パートⅡ
最終更新日:2006/12/18(Mon)
 
今日は、ガレージエウルの一人の整備士を取材してみる事にしました。サービス工場にて黙々と作業に取り組んでいるので覗いてみると、996カレラのウォーターポンプの交換修理作業中でした。手が入らずスペースが狭い為エンジンマウントを外しエンジン本体がずれ落ちない様にしっかりと固定し破損した部品を慎重に取り外していました。取り外した際に破損した部品の欠片が無いかどうかロアホースの付け根も取り外し内部までしっかり確認した上で新しい部品の交換作業に取り組んでいました。部品の脱着作業には差ほどの時間は掛かっていませんでしたが破損したウォーターポンプの状態を見て破片が無いかどうかウオーターラインと排出したラジェータ水を徹底的に調べる事には時間を費やしていました。
少し話しを聞いて見ると、ただ、部品交換する事は整備士としては簡単な事ですが交換した以後の事なんですよ、二度とお客様に不安な思いをさせない為、こうして徹底しているんです。そうしてこのポルシェ達を修理する事をいつも私は心がけています。では、もう少し作業が残っているので...と言うと修理作業へかかりだしました。
部品の交換を一通り終わらせ各部慎重にチェックした後、空になったラジェータータンクにラジェーター水をいれている彼がショールームに戻ろうとした私に大きな声で、996はエアー抜きが中々出来ないから頼みますね〜。とあれだけ慎重で重い顔つきで作業に取り組んでいた彼が何も無かった様に笑いながら言っている姿を見るとこの整備士の人への思いやりの気持ちがとても伝わってきました。
そろそろ、今日はこの辺で、では、又、次回...